2019.06.15
日本絹の里では、6月8日(土)より7月8日(月)まで、第87回特別展 「追悼・藍田正雄展~伝統を貫いた江戸小紋人生~」を開催しています。
江戸小紋師・藍田正雄さんは、1977年に高崎市足門町に工房を構え、1999年には群馬県指定重要無形文化財保持者の認定を受け、国内外での小紋染めの魅力の伝道や、後進の育成にも尽力されました。
館内では、生前の藍田さんがお客様ひとりひとりの好みや趣味に合わせて染め上げた着物や帯など、30点以上の個性ある作品を紹介しているほか、江戸小紋制作に使われる道具や、着物に仕立てられる前の13m以上にもなる反物の長さを感じていただける展示もあり、盛りだくさんです。
さらに、藍田染工(有)がこの展示のために準備してくださった手染めの江戸小紋グッズの特別販売も行っています。
明日、6月16日(日)には、藍田正雄さんの一番弟子である、江戸小紋師・田中正子さんによる
ギャラリートークを行います。展示品の制作時のエピソードなどをお話しいただきます。
時間は、午前11時~、午後1時30~の2回です。
ぜひ、ご来館ください。