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草木染 半日コースレポート

草木染 半日コース レポート

日本絹の里の染色体験教室ってどんな雰囲気? どうやって予約するの?
参加してみたいけど、最初はちょっと不安・・・。
そんな声にお応えして、今回、「草木染半日コース」に密着してレポートしてみました!! 
※このレポートは、2014年2月現在の体験の様子です。価格や体験の流れなどは変更になる場合があります。

まずは体験の予約です。
日本絹の里にある「絹の里だより」で体験日の日程を確認して、電話や受付で予約をします。

当日、特に持ち物等はなく、体験時間(午前:10時~12時、午後1時30分~3時30分)の15分前に日本絹の里に到着!
まずはシルクショップで染める布を買い求め、受付で体験費(半日コース320円)を支払います。
布は絹のストールやハンカチなど、価格は1,200円から3,500円くらいまで様々です。
ストールの種類もいろいろ。 織り柄やオーガンジーなど、沢山あって迷ってしまうほど!

染色体験室でエプロンや汚れても良いサンダルを借りて・・・
体験教室の始まり。講師の高橋先生からプリントが配られ、染料や媒染剤の説明を聞きます。

さて、いよいよ染色開始です。
布の重さ(乾いた状態)を量ってから、中性洗剤で布の汚れやノリを落とします。
泡が出なくなるまでぬるま湯でしっかりすすいで、よく搾ります。

染料のお鍋の中に布を入れます。 「草木染 半日コース」では先生が煮て用意した染料を使います。
(「草木染 1日コース」だと、染料の抽出から体験出来ます!)

今回は「けやき」の枝が染料です。
日本絹の里では月ごとに違った染料が楽しめます!
(平成25年度の「草木染」染料の例/6月:バラ、8月:藍の生葉、12月:こぶな草、3月:ざくろ)
※染料については、事前に「絹の里だより」でご確認ください。

60℃まで加熱しながらガラス棒でムラが出ないように混ぜます。

白かった布がだんだんと淡い桜のようなピンク色になってきます。
10分ほどで60℃に!火を止めて、引き上げたらぬるま湯で軽くすすぎます。

媒染液に入れて、アラームをセットして15分間混ぜます。

「媒染」とは・・・
染料を繊維に定着させる工程です。
日本絹の里では環境に配慮して、
「鉄媒染液」と「アルミ媒染液」
を使っています。
今回は「アルミ媒染液」を使いました。

せっかく可愛くついたと思った色がここでだんだんと抜けてきます・・・
なんだか不安になってきましたが、先生いわく、この後もう1度染料のお鍋に入れることによって、
この媒染液の効果が出て、きちんと染まるとのこと!!
媒染液につける15分間、一緒に参加した皆さんや先生やボランティアさんと
お天気の話から皆さんの染色経験についてまで、お話に花が咲きます☆
15分後、アラームが鳴ったら、ぬるま湯ですすぎます!

もう1度染料のお鍋に入れます! 布をよく広げて、時間差によるムラができないようにサッと入れます。今度は入れた瞬間にサーッと色が染まります!
75~85℃を目安に加熱しながらかき混ぜます。

85℃までしっかり待って、火を止めます。
鍋から出して、ぬるま湯で色が出なくなるまでよくすすぎます。

洗濯機で脱水して、アイロンやドライヤーで乾かしたら・・・

世界にひとつだけのマイ・ストール完成!!

媒染液で色が抜けた時はどうなることかと思いましたが、無事に優しい桜色のストールになりました♪

レポートは以上です!! 「草木染半日コース」はいかがでしたか?
ぜひお気軽に参加してみてください!! 一緒に草木染を楽しみましょう♪